公社ニュース ときめき

　１９７２（昭和47）年創業の電源機器（無停電電源、トランス、インバータなど）の専門メーカーで、専用電源においては、他社の追随を許さない製造技術を持っている企業です。昨年、足立区の産学連携補助金制度を活用し、東京電機大学と連携して「非常用電源」の研究を開始、現在進行形で研究・開発を進めています。
　開発中の非常用電源は、昨年の東日本大震災時のような災害による停電が発生した際に、長時間でも使えるパワーの大きいもの、かつ安価で一般家庭でも使えるもの、という条件を設定しています。その際、太陽光を使っての充電も考えているそうです。
　同社の夏目孝之社長は、「東京電機大学さんとは一昨年くらいから交流があり、技術的な相談に乗ってもらっていましたが、今回千住に来られたので、研究開発がさらに進むものと思います」と話します。
　同社は、50度からマイナス10度までの外気温に耐えられるＣＡＴＶ用の対雷トランス内蔵無停電電源装置の製造技術が評価され、平成23年度に足立ブランド企業として認定されました。
　なお、同社の製品が、千住にあるあだち産業センター（千住１‐５‐７）１階展示コーナーに６月いっぱい展示されています。

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