公社ニュース ときめき

　社名の「ルミアン」は、フランス語で「私自身のもの」という意味。副作用による脱毛という医療的な役割から、毛髪の薄い部分や白髪隠し、髪のボリュームアップなどおしゃれやアクセサリーの分野にまで広がっているかつら。この業界で、「本当に必要としている人に」という信念で、製造直販の手法を貫き、低価格で高品質な洋かつらを提供している企業です。
　創業は、１９７３年（昭和48年）。商社のかつら部門の責任者だった中島貴司社長（43）のお父様が、千住大川町で始めました。
　貴司社長は、７年前に跡を継いでから社業を伸ばし、現在、千葉県柏市、福岡、大阪、高崎など全国９カ所に営業所、ショールームを展開しています。
　かつらの人毛の割合は平均３〜４割で、残りが化繊。「このブレンドが一番大切」と中島社長。原型かつらの設計図を本社で作り、それに基づいて１本１本毛をネットに結わえていく作業は、中国や東南アジアの提携工場で実施。それを日本の理・美容師のスタッフがパーマ、アイロン、カットなどを施してスタイリングして仕上げます。
　中島社長は「医療用にさらに力を入れるとともに、ヘアチェンジングで若々しく心も体も元気になるかつらを各店舗で用意したい」と抱負を語ってくれました。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。