公社ニュース ときめき

　足立区の平成30年度創業プランコンテストで、最優秀賞を受賞した企業です。社長の眞野さんは、スポーツ雑誌の記者、小中学校での介助員の経験を活かし、「思考力、判断力、表現力の向上」を目的とした「あおぞら作文教室」を運営しています。今回の審査では、他とは一味違った、遊びを取り入れながら楽しく、本格的に学べる作文教室の運営方針が高く評価されました。
　眞野さんは、3人の子どもを育てながらフリーライターとして活躍していた時、周囲から「子どもが作文を書けなくて困っている」という悩みをよく耳にしていました。そこで、従来の「書かせて添削」ではなく、「まずは書き方を教える」ことを基本とした独自の作文メソッドを用いた作文教室を開講。「子どもの能力は遊びの中で育つもの」という信念のもと、授業の中に、間違い探しや言葉遊びなどの「遊び」の要素を取り入れることで、子どもたちが楽しんで自ら学ぶ工夫がされています。
　平成28年に五反野駅前から始まった作文教室は、今では区外にも展開。授業の種類も、月2回、90分の小学校2〜6年生対象の「あおぞらクラス」をメインに、「思考力クラス」「にじいろクラス」「中学生クラス」と拡大中です。
　今後は、アプリを導入し、それを利用した添削、動画教材の配信、作品の共有などの「Ｅラーニング」も展開予定です。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。