公社ニュース ときめき

　国道４号線（日光街道）から西へ少し入った所にある同社は、オリジナルの幼稚園・保育園用備品（イス、テーブルなど）、教材具（ままごと、積木など）、運動遊具（三輪車、すべり台、園庭道具など）などのメーカーとして、創業以来34年にして年商66億円をあげる企業に発展して来ました。
　「創業当初から子どもたちのためになる物、体力、知力を伸ばす物は何だろう、と常に考えてきました」。こう話すのは、創業者の鈴木利生会長（78）。現在も、長男の鈴木一成社長（52）とともに商品の企画を考える毎日です。
　同社のスローガンは「夢創造カンパニー」。商品数３、０００種、実用新案登録21件、同申請中24件、工業意匠登録65件、同申請中７件という数字が、その実績のすごさと「工業所有権を獲得する」という企業戦略を示しています。
　同社はそもそも、保育業界において初のクロムメッキパイプ仕様を取り入れたテーブル、イスを製造販売したのが始まり。以降、園庭遊具、玩具などを次々と考案し、販売。組み立て式（ユニット型）の大型プールは、25年来の人気商品で、これを発展させた「プールカプセル」は、１年中水遊びができると10数年来のヒット商品になっています。
　千葉県関宿、埼玉県谷塚、茨城県つくば、富山に４工場を持ち、従業員85人、資本金８、４００万円。

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