公社ニュース ときめき

　「現在、社内あげて環境保護に向けてのエコアクション21認定に取り組んでいるんですよ」―。こう語る同社の鈴木省三社長（67）は、昭和43年（１９６８年）創業以来41年のパワーをさらに発展させようという固い決意を感じさせます。
　同社は、大手の弱電関係部品を中心に、精密金型製作→プレス加工→シルクスクリーン印刷までを一貫して行う体制を作り上げることで、短納期、高品質、低コストを実現しました。
　それにより、足立区内に40数社、区外に20〜30社の協力工場を持つ実績を誇っています。
　「山形県の蔵王から18歳で上京し、様々な職種を経験しました。その中で、一貫製造体制こそが生きる道、という経営理念を確立しました」と語る鈴木社長。
　住宅街のまっただ中にある工場だけに、社内は５Ｓ（整理、整頓、清掃、清潔、しつけ）が徹底されています。それが、現在力を注ぐ「エコアクション21」に結びつきました。
　環境関連法規制・条例・環境保全活動の推進、具体的には、５Ｓのさらなる推進、ＣＯ2の削減、騒音・振動対策、油の再利用、スクラップと金属屑のリサイクル、節水などに積極的に取り組んでいます。
　現在、長男の国博さん（39）が後継者としての力を蓄えています。

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