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企業ナウ(足立の産業)

2003/08/15号 | 東洋工罐(株)

創業85年の技術+ISO取得で前進

 大正7年(1918年)、墨田区本所で創業された同社は、長年にわたって培(つちか)った技術力と信頼感で、18斗缶、20斗缶専門メーカーとしての地歩を固めて来ましたが、今年3月にISO(国際品質管理基準)9001を取得し、さらなる飛躍を目指しています。
 18?缶、20?缶は、主に塗料や油脂、化学液などを入れる業務用の缶。島根4丁目にある工場では、平らなスチール板を曲げ、溶接、端部加工、気密テストを経て完成品とする工程が自動的な一貫作業で行われています。
 昨年4月、同社の赤羽敬司社長(68)が40人の全従業員を前にしてISOの取得を宣言。その後、製造部、営業部など6部門で品質目標を決め、約1年かけて目標達成に向けての手法と手順を定めたマニュアルを設定、取得に漕ぎ着けました。この際、足立区のISO認証取得助成制度を活用。「これで品質管理の全社的目標ができました」と赤羽社長。同社長は、全国18?缶工業組合連合会副理事長、東部18?缶工業組合理事長、足立区工業会連合会会長としても活躍中です。

会社名(店舗名) 東洋工罐(株)
住所 足立区島根4-5-25
電話番号 03-3883-4131
WEBサイト http://www.toyokoukan.co.jp/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。