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企業ナウ(足立の産業)

2017/08/01号 | (株)祥力

精密な革加工技術の結実。自社ブランドの展開

 同社(小林祥二社長)は椿にある自社ビルを拠点に、極めて上質な革小物製品(財布、名刺入れなど)を製造しています。
 昭和48年(1973年)の創業以来、有名ブランドのOEM(相手の会社のブランド製品を製造すること)を主力事業として、技術と経験を培ってきました。
 転機は15年ほど前に自社ブランド「革職人LEATHER FACTORY」を立ち上げたこと。職人が革の選定から裁縫まで一貫して手仕事で作り上げた製品は、小規模なネット販売から始まったものの、徐々に目の肥えたユーザーに評価されるようになり、ヤフーショッピングやAmazon、楽天市場などでも販売が開始され、OEMに並ぶ同社の2本目の柱として成長しました。さらに、早くから海外展開に着手、専属代理店を通し、台湾、韓国を中心に優れた「Made in Japan」として海外にもファンを広げてきました。
 最近では、自社ブランドの完成度の高さが評価されたことをきっかけに、OEMの依頼が増えるとともに、伝統織物メーカーから革と織物のコラボ商品の開発依頼が舞い込むなど、さらなる展開を見せています。

会社名(店舗名) (株)祥力
住所 足立区椿2-1-3
電話番号 03-3890-3682

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。