TOP  >  企業ナウ  >  (株)グレイスエンブ

企業ナウ(足立の産業)

2005/11/15号 | (株)グレイスエンブ

技術力と最新設備で独創的な刺繍を開発

 大手企業が中国に生産を移行する中で、都内でも有数の最新設備を揃え、区の地場産業である鞄(カバン)、靴企業などへ独創的な刺繍を提供している会社です。
 7台の大型刺繍機が音を立ててワッペンなどを産み出している作業場を支えるのは、8人の女性パワー。「他社に出来ない物をやる、という心意気で常に工夫の連続です」と語る岡部弘文社長(62)は、笑顔の素敵なリーダーです。
 興野に生まれ育った岡部さんは、スリッパ製造の親の会社を継ぎましたが、40歳の時に、外注していた刺繍に目を付け、一気に業種転換。独学でパソコンを学び、型取りのためのソフトづくりにまい進。技術の錬磨と営業をもこなすパワーは驚異的です。最近、若者に流行中のスパンコール(うろこのようなポリエステル布地)用の亀甲(6角形)花柄の2重模様を開発しました。
 足立区異業種交流会「未来クラブ」メンバー。「人脈を拡げ、勉強させてもらっています」。

会社名(店舗名) (株)グレイスエンブ
住所 足立区興野2‐14‐25
電話番号 03-3890-6789

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。