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企業ナウ(足立の産業)

2001/06/15号 | (株)梅田鍍金(メッキ)工業所

絶えざる研究で、“時代”を読む

 金属の素材にサビを防止する機能を吹き込むメッキ技術は、産業を支える?縁の下の力持ち?として続いていますが、同社は、自前の研究室を持ち、絶えざる研究により業界に先駆けて新技術の開発に取り組んできた企業です。
 昭和29年(1954年)に、現会長の永田逸雄さん(81)が創立。当初は、鞄(かばん)金物、服飾関係の装飾用ニッケルメッキと真鍮(しんちゅう)メッキが中心でしたが、現在は防錆用の亜鉛メッキを軸に、パソコン、OA機器、自動車などのネジその他のメッキが中心となっています。
 2代目の永田一雄社長(50)は、「研究室で、新しいメッキ技術を開発してきました。亜鉛メッキに関する技術では、国内では先端を行っていると自負しています」と胸を張ります。現在も、「環境保全型社会」に備えた公害のないメッキ技術を研究するとともに、社長自らがパソコン、デジタルカメラを駆使してホームページを立ち上げるなど、意欲的な経営を続けています。
 資本金2、000万円、従業員21人。

会社名(店舗名) (株)梅田鍍金(メッキ)工業所
住所 足立区梅田3-16-1
電話番号 03-3880-1271

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。