公社ニュース ときめき

　環境省策定の環境経営システムを実践する事業者を認証・登録する制度「エコアクション21」。(株)丸三興業では、区のエコアクション認証取得助成金を活用しこれを５年前に取得、全社をあげて環境に配慮した事業展開を行っています。
　同社は、榊原正男社長が昭和48年(1973年)に創業、産業廃棄物処理を中心とした仕事をしています。同社では、会社の未来のために環境に関する資格が必要と考え、エコアクション21の取得を目指しました。そこで、事前に区が開催した「エコアクション21認証取得セミナー」に参加。同社のエコアクション21の責任者である本野裕二郎常務は、「セミナーでは、担当相談員による個別指導も受けられたので大変ありがたかった」と言います。
　セミナーを受け、１整備やエコドライブなどによる二酸化炭素の排出量の低減に努める２リサイクル率を高める３使用水道料の削減に努める４会社周りの清掃など地域の環境保全に努める―などの「環境方針」を策定。これに基づいて業務を推進しています。
　認証取得後は、営業車をアイドリングストップ搭載車に変え、リサイクル率を増やすため、取得前は数種類だった分別品目を今は20種類以上に増やすなどして「環境方針」を達成してきました。また、5月末には2階建ての新社屋が竣工し、１太陽光パネルの屋上設置２社屋全体をペアガラス張りにしての断熱効果３同社が分別したガラスを再利用し外溝に敷き、ヒートアイランドを抑制４社内全体の照明のＬＥＤ化など、同社の取り組みの大きな結節点となる見込みです。
　本野常務は「今後もエコアクション21認証取得企業であることを広くＰＲし、社会から信頼される会社として頑張っていきたい」と話してくれました。

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