公社ニュース ときめき

　可愛いワンちゃんのぬいぐるみが、スイッチを入れただけで、季節や時間に合わせた１８０種類以上のおしゃべりをしてくれる…。これは、同社のヒット商品「コミュニケーションペットシリーズ」の最新版「じかんぴったり　おしゃべりしばちゃん」（販売価格７、９８０円）。電波で自動的に時間を合わせる電波時計を搭載、光、タッチ、サウンドの各センサーなどの働きで会話や動作をするという画期的なぬいぐるみです。「高齢者といやしを求める方を中心に通販で売れている」（待井幹雄製造販売部長）。
　また、細部までこだわった作りと本物の車から録音した迫力あるリアルなスキール音（カーブを曲る時に出るタイヤの音）やエンジン音が、車体を傾けたり、屋根を押すことで楽しめるというカーマニア垂涎の「スーパーサウンド」（９８０円、１、４８０円）が売れ始めています。
　同社は、１９２３年（大正12年）に、現在の岩谷敏明社長（45）の祖父に当る岩谷慶吉氏が柳原でブリキのオモチャを作り始めたのがスタート。以来、生産拠点を中国などに移すことで空洞化を乗り越え、少子化の中での他社との激烈な競争は「アイデアでスキ間を狙い差別化する」経営方針で乗り越えて来ました。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。