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企業ナウ(足立の産業)

2021/02/01号 | シバ製靴(株)

自社ブランドを軸に紳士靴ひとすじ

 昭和32年(1957年)創業、区内でも2番目に古い靴メーカーです。柴善弘社長は2代目。「靴メーカーが多い足立区の中で、足立ブランド企業に認定されれば、社員のモチベーションも上がる」と立ち上がりました。
 そして今回60年以上培ってきた技術力と企画力が評価され、足立ブランド企業として認定されました。
 同社の紳士靴製造の実績はすばらしく、1970年代初頭に、いち早く自社ブランドを立ち上げ、強固な経営基盤を築いてきました。現在、主力の自社ブランドは「暁ジャパン」「アントニオ・デュカティ」「プリムローズヒル」など、5種類あり、製品の6割を占めています。今後その比重をさらに高めることが目標です。
 中でも、最新の高級ブランドの「FAROL」(28,000円〜58,000円)は、同社で育ち独立したデザイナーが企画したもので、細かい作り込みと、新しい感性が生み出す個性的なデザインが好評。
 「カジュアルな紳士靴は、これからの物。ネット上での世界は狭くなったので、日本のものづくり企業として挑戦し、海外に押し出したい」と柴社長は意欲的です。
 「ネットの時代、これを利用しない手はありません。ウチの企画力、仕上げの技術力などを駆使して、足立区発信、日本発信を続けていきたい。今回の足立ブランド認定は、大きな後押しになる」と強調していました。

会社名(店舗名) シバ製靴(株)
住所 足立区千住5-15-9
電話番号 03-3888-0004
WEBサイト https://shiba-shoes.co.jp/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。