公社ニュース ときめき

　「自分を前面に出し、男性以上に動いていますよ」と話す同社の牛島珠美社長（45）は、25人の社員の先頭に立って今日も営業に現場にと元気に飛び回っています。
　同社は、昭和42年（１９６７年）に珠美さんの父・荘一さんが創業、各種防水工事を軸に仕事をしてきましたが、蕫先細り?を見越して、建築改修工事（リフォーム）分野に進出、住宅都市整備公団（現都市再生機構）の業者として登録、その仕事ぶりが評価されて、徐々にリフォームを任される団地を増やしてきました。
　珠美さんは、荘一さんが中国への事業展開に乗り出した10年ほど前から、専務として蕫留守?を預かり、後継者として奮闘。２年前の荘一さんの急逝後も、売り上げの維持、拡大に全力を挙げ、社員の奮闘もあって、今では足立、葛飾、江東、墨田、江戸川区を中心に約９千所帯の公団団地のリフォームを請け負っています。
　「塗装、内装、ドア修理、清掃など何でもやっています。最近は、団地住民の高齢化が進み、手すりの設置などバリアフリー化工事の要望も多く、その対応にも気を配っています」と同社長。
　その気さくな性格を武器にしてのフル回転ですが、男性の多いこの業界では、ストレスも貯まります。「でも、好きなお酒で発散してまーす」とさわやか笑顔でした。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。