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企業ナウ(足立の産業)

2003/11/15号 | (株)ナガセ

「好みに合わせた靴作り」で時代に対応

 昭和40年(1965年)創業の同社は、中国などの東南アジア製品の大量流入という厳しい環境の変化にいち早く対応しながら、多種のブランドを持って「個人の好みに合わせた靴の提供」という路線を守り続ける靴メーカーです。
 紳士靴は、若者向きの「シティコンボ」、上品なカジュアル(くつろいだ感じ)の「オレンジルーム」、高級な伝統を好む人向きの「デュカル」など5種を揃え、3年前には「はきやすくて環境にやさしい」がうたい文句の「ムーリンセン」というブランド靴で、レディース部門にも本格参入。
 海外戦略は、10年ほど前から始め、中国、バングラディッシュの3企業と提携して生産を委託し、一部商品は中国でも商標登録しました。
 同社の長瀬良二社長(66)は、「管理部門のOA化、企画・製造部門のコンピューター化などを進めてきましたが、今後は企画・開発部門をさらに充実させたい」と意欲を燃やしています。
 工場2階に、ショールーム兼アンテナショップを持ち、年2回(7、11月)、本社での販売会を実施。年商15億円、従業員58人。

会社名(店舗名) (株)ナガセ
住所 足立区本木南町25‐15
電話番号 03-3880-7671
WEBサイト http://www.nagase-shoe.co.jp/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。