公社ニュース ときめき

　同社は、プラスチック成形部品の製造会社として三輪隆一現社長（45）の父の手で１９６７年（昭和42年）に創業されました。メーカーの下請けとして、自動車、機械、家電など幅広い分野のプラスチック部品を提供してきました。
　が、この業界もここ数年、安価な中国製品の流入で打撃を受け、どの企業も岐路に。そこで、同社は６年前から、化粧品などのディスプレイ、販売用の陳列棚などの製造を始め、業種の変更に踏み切りました。創造性が求められる仕事が中心となり、お客もメーカーから、小売店、大型量販店、広告代理店などに変わりました。
　そして、その武器にしようと、２年前から全社挙げてＩＳＯ（国際品質管理基準）の勉強会を始め、昨年９月にＩＳＯ９００１を取得しました。この際、区のＩＳＯ認証取得助成制度を活用。
　三輪社長は「?長年の実績?という古い看板が通用しなくなった中で、ＩＳＯがお客様の信頼を勝ち取れる新しい看板となりました。これからの製造業にとって、ＩＳＯは?必需品?だと思います」と語ります。

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