公社ニュース ときめき

　「自分から仕事を選ばず、面倒な注文でもやるという姿勢でノウハウを蓄積できたこと、これが大きいですね」。同社の金子喬志社長（59）は、「躍進の秘訣は？」の質問にこう答えてくれました。
　同社が作った照明器具は、群馬・草津音楽の森コンサートホール、大田区立羽田図書館、足立区役所駐車場、最近では、東宮御所、富山国際会議場、東京ドームホテル駐車場など全国の多くの公共、民間施設で設置されています。
　同社は、照明器具、建築金物、各種デザインモデルを主力商品にする企業。終戦直後の昭和23年（１９４８年）に先代が創業。同35年（１９６０年）に喬志さんが社長に就任してから、照明器具製作を主力に据えました。
　「“ものづくり”は、ゼロから形にしていくから面白い。今後は、“ものづくりの研究所”を目指したいですね」と金子社長は自信満々です。
　あだち異業種交流会製品開発グループ会員、あだちまち工場スクール加盟。資本金１、０００万円、従業員16人。

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