公社ニュース ときめき

　車社会の進展の中で、カーナビなど自動車関連商品に注目が集まっていますが、同社は２年前に台東区のソフト作製会社と提携、事故防止につながる高画質のドライブレコーダーの開発に成功、総販売元として進撃を始めました。
　元々車部品の販売を中心とする会社。創業者の死後、平成６年（１９９４年）に後を継いだ長女の遠藤美代子現社長（60）は、部品需要の減少という流れの中で、車関連のオリジナル商品の開発に乗り出し、このドライブレコーダーにたどり着きました。
　ドライブレコーダーは、飛行機のフライトレコーダーのようなもの。運行状況の把握をベースに、安全速度での運行管理・指導や搭載カメラによる周囲画像の撮影が出来ます。同社が開発した「クオリティビジョンＭｕ‐０４」は、高画質な画像を１秒間に30コマ撮影、最大４カメラ入力に対応、ハードディスク装置を付ければ最大約１週間の連続画像を保存するというもので、事故防止はもちろん、燃料消費を抑えることにも貢献できるとあって、すでに警察、公共交通機関などからの発注、問い合わせが来ているそうです。

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