公社ニュース ときめき

　千住えびす会商店街の中にある同社は、「あだちまち工場スクール」制度が発足して間もなく仲間入り。助成金を利用、お店の外にショーウインドーを作り、テレビを置いて、畳づくりの作業を紹介する18分間のビデオを流す一方、学校の工場見学、畳づくり体験などを積極的に行ってきました。同社の２代目、榎本邦明社長（50）は、「店を建て替え、何か情報発信をしたいと思っていた時に、このスクールのことを知りました。とてもいい制度ですね」と話します。
　畳部屋の減少という逆風の中でも、業界では、フローリング（床）の上に敷ける薄い畳やカラフルな畳などの開発など工夫を続けています。「総合学習の時間」が小・中学校でカリキュラム化され、?畳を知らない?子どもたちの見学が増えそうです。「畳に関する情報発信を続けたい」と榎本社長は胸を張りました。

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