公社ニュース ときめき

　同社は、昭和46（１９７１）年に創業、事業拡大を進めた松本勝治氏が、15年後に急逝するというハプニングに見舞われましたが、引き継いだ夫人の松本文代社長（59）を社員が守り立て、総合物流と引っ越し業務を２本柱に、この不況下でも安定した経営を続ける優良企業に発展しました。現在、松下ロジスティクス（株）、加湿器のウェットマスター（株）、三菱化学グループのジェイフィルム（株）、食品卸の国分（株）など大手企業を含む約50社の配送業務や倉庫内の商品管理から配送完了までのすべての行程をその企業に代わって行う総合物流を受託しています。
　これらは松本社長の「お客様の要望に真心で応えて良い仕事をすれば、信用が付き、お客様がお客様を呼ぶ」という経営理念が実を結んだものです。
　現在力を入れているのが11年前に始めた引っ越し業務。近年、関西系大手企業の進出などで激戦ですが、松本社長は「10軒あったら10通りの技術力が必要な世界。きめ細かい対応で勝負しています」と語ります。
　営業所６カ所、従業員１００人、車両90台で年商15億円。

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