公社ニュース ときめき

　「本物の中国茶葉の良さをわかって欲しい」―そんな思いで昨年９月に起業された中国茶専門商社です。黄清海社長（35）は、中国茶の本場・福建省の出身。実家はカキや海苔の養殖などの水産業、親戚が製茶業を営んでいます。大学で勉強するため来日、卒業後日本の外食会社に勤め、上海でレストランを開業後、再来日し、足立区が創業者に好条件で貸している「はばたき」のことを知って申し込み、入居しました。
　取り扱い茶は、今ダイエット茶として女性に人気のある「（普茶）プーアール茶」を中心に各種。プーアール茶は背の低い潅（かん）木の葉から作る緑茶、烏龍（ウーロン）茶などと違って、背が高い喬（きょう）木の葉を麹（こうじ）菌で発酵させて作り、脂肪分解作用が強いお茶です。
　同社では、「産地直結の良い商品を仕入れ、日本市場にマッチした企画力で提供する」方針で、すでに日本初の真空パック中国茶を開発。普茶、烏龍茶、ジャスミン茶、ジャスミン工芸茶、紅茶など１回分パック各１０５円、この５種入り５２５円など売り出し中。
　「お茶を飲むゆとりを通して精神的な健康にも役立てて欲しいですね」と黄社長。現在、代理店募集中。

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