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企業ナウ(足立の産業)

1998/11/15号 | (株)大江戸

東京みやげの定番「大江戸きんつば」で、創業50年

 東京駅や上野駅のおみやげのベスト5に常にランクされている「大江戸きんつば」を製造しているのが、同社。1948年(昭和23年)、斎藤祐会長(84)が、国鉄を退職して荒川区尾久で菓子販売をスタート。今の地には、1985年(昭和60年)に移転。
 元々江戸庶民の大好物だった「きんつば」製造が大当り。北海道産の最上の小豆(あずき)を原料に、6面に小麦粉の生地をつけ、鉄板で一つ一つ焼くという手作り製法を、今もしっかり守っています。2代目社長の斎藤実さん(51)は、「甘さを抑えて、小豆本来の風味を引き出したのが現代にマッチしたようです」。
 全国菓子大博覧会で総裁賞をもらうほどの品質で人気を集め、現在キヨスク、高速道路サービスエリア、歌舞伎座などの劇場の売店で販売されています。扇本店のほか、荒川区町屋店(センターまちや内)、台東区上野店(西郷さん銅像下)があります。同社では、11月14日(土)〜20日(金)、創業50周年記念の謝恩セールとして、「きんつば」と「人形焼」を扇本店と町屋店で3割引で販売します。
 資本金1千万円、従業員65人。

会社名(店舗名) (株)大江戸
住所 足立区扇2-8-5
電話番号 03-3856-1651

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。