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2021/02/01号 | コンフォルマ(株)

◆「体のことを、足から考える。」ことの実践
 創業20年の靴のメーカー。松尾多恵子社長、耕一専務夫妻は、この間、障がい者や下肢装具を付けた人が履く靴を多く見てきました。
 介護用品ショップなど市場に出回っている靴は、主に布や合皮でできたもので、おしゃれとは言い難く、もう少しファッション性、デザイン性のあるものができないだろうか――それが、今回の「下肢装具に合うスタイリッシュな靴」の開発のきっかけでした。
◆軽量化を目指し「最先端の作り」に挑戦
 「装具を着用したままでもおしゃれが楽しめて、安全に歩ける靴を作りたい」と考え、開発に着手。最新素材を使って靴底の軽量化を目指したため、金型づくりが大変で、技術的に進んでいる海外企業とやり取りをしながら「最先端の作り」を追求。
◆「履く人の体に馴染む靴」開発へ
 体に合わない靴は、足や腰の痛み、全身の不調まで引き起こすことがあります。同社が目指すのは「履く人の体に馴染む靴」。今回の新規の事業展開は、その先駆けになっています。
 松尾社長は「3月までに商品化し、テスト販売したい」と意欲的です。


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