公社ニュース ときめき

　昭和49年（1974年）に、先代が創業して以来、自動車、建設・農業・医療の各機械など様々な分野で使われる金属フィルターを作るメーカーです。最小で直径2mmという米粒ほどの小さな金網フィルターの製造が得意。その機械操作技術は、業界内でも抜群の信頼を得ています。
　木村真有子社長は、4年前に父親である先代の跡を継ぎ2代目社長になりました。
　力になったのは区の新製品開発講座。講師や異業種の先輩社長らの親切なアドバイス、指導を受けました。
　今後は、「本業を固めながら、顧客の要望にしっかり耳を傾けて、展開したい」と決意を語ってくれました。
　最近、新型コロナウイルス感染予防対策として、接触機会低減のための小物「POOK」をつくり、区役所に150個寄贈しました。
　これは、長さ9cm、幅3・5cm、アルミ製で約20gと軽く、ドアの開閉だけでなく、電車の券売機やエレベーターのボタン、ATMやスーパーのレジなどのタッチパネルで活躍します。6月中に販売開始予定です。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。