公社ニュース ときめき

　斬新なデザインのＰＯＰ、パッケージ、ディスプレイなど様々な紙器を製造してきた同社が、三次元の立体パズル「シンクペット」を考案、実用新案登録を取得して新たな挑戦に乗り出しました。その際、区の知的財産権認証取得助成金を活用しました。
　「シンクペット」とは、PET素材で作るハンドメイドの新感覚立体パズルです。齊田守社長が、ポケットチーフを固定して胸にさす「ポケットチーフ折りガイド」を考案したのをきっかけに、これを発展させ、企画制作室を開発部隊にして商品化に向けて動き出しました。
　開発は、タワーや西洋の城といった工作品から花瓶、文房具入れなどの実用品にまで広がっています。6月に東京ビッグサイトで開催された展示会「国際雑貨EXPO」に出展したところ、その斬新性から好評でした。企画制作室の杉森秀樹開発担当は「今後量産できるようにしたいと考えています。産業財産権の取得には多額の経費がかかるので、区の助成金制度は本当に助かります」と話してくれました。

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