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企業ナウ(足立の産業)

2013/02/01号 | AZUMACS合同会社

“会社を守る”仕組みを作ります

 AZUMACS合同会社は、東京芸術センターの11階にある区の創業支援施設「かがやき」に昨年6月から入居しています。
 同社は、中小企業向けの「情報セキュリティコンサルティング、ITサポート事業」を行っており、具体的には「顧客情報・機密情報の漏洩(ろうえい)リスクを診断し、会社を守る仕組みを構築する」会社です。今話題になっている顧客情報などの流失、漏洩を防ぐ仕組み作りの相談に乗り、その構築手法を提案しています。
 東信隆代表は、大学卒業後、会計事務所向けのコンピュータを作るIT企業で9年間勤務。その後、コンピュータセキュリティソフト製作会社を経て独立しました。
 NPO日本ネットワークセキュリティ協会の調査によると、平成23年における個人情報漏洩原因の34・8%が「誤操作」、32%が「管理ミス」、13・7%が「紛失・置忘れ」など(2011年情報セキュリティインシデントに関する調査報告書)。「セキュリティ機器などによるシステム的な対策も重要ですが、最も効果の高い対策は、人の管理を組織的に実施することです」と東代表。
 代表的な対策としては、1機密情報や個人情報などのセキュリティに関する従業員の役割・責任を、内部規定・契約書などで定めて運用する2管理責任者を決めて、組織的な機密情報や個人情報保護体制を作る3「ヒヤリ・ハット」をはじめ、セキュリティ規定の違反やその兆候に気付いた時の報告体制を作る―を提案。
 同社では「セキュリティ診断セミナー」を開き、顧客の危機管理意識を高めていく方針です。

会社名(店舗名) AZUMACS合同会社
住所 足立区千住1-4-1 東京芸術センター1106
電話番号 03-5284-8825
WEBサイト http://www.azumacs.co.jp/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。