公社ニュース ときめき

　「社員にはいつも、よそでできない物を考えろ、ナンバーワンよりもオンリーワンになれ、と言っているんですよ」と語るのは、同社の間瀬田邦弘社長（65）。
　プラスチック成形のベンチャー企業としてスタート、その?原点?を守りながら、卓越した企画力と技術で快進撃を続ける企業です。
　昨年、静電気によるトラブルを防ぐ同社の帯電防止システムが、「第11回中小企業優秀新技術新製品賞」（日刊工業新聞社、あさひ中小企業振興財団共催）を獲得。これは、安全性の高い非イオン系の界面活性剤の複合水溶液を微粒子の状態にし、プラスチック表面に吸着させ被膜を形成する我が国初の処理システムです。スプレー式の「シュサラ」は、人気上昇中。
　間瀬田社長が大学卒業直後の昭和37年（１９６２年）に８人でスタート、世界初の３重成形の車のメーター開発に成功して脚光を浴び、以降、業界初のプラスチックレンズを開発するなど、常に「創意工夫」を実践してきました。
　横浜工場を持ち、資本金８千万円、従業員１３５人。

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