企業ナウ(足立の産業)
2011/04/01号 | 日商印刷(株)
優れたカード印刷技術で 足立ブランドに認定
「同じことをやっていたら、仕事に流されるだけで先がない」。これが同社を創業した秋葉謙勇会長のモットーです。カード印刷のパイオニアであり、牽引者でもある同社は、高い技術力が認められて、平成21年度の「足立ブランド」企業に認定されました。
秋葉会長は、山形から集団就職で上京、バンドマン生活を5年経験した後、売り上げ伝票の印刷から印刷業をスタート。文京区小石川で会社を興し、平成元年に現在地に移転しました。この中では、データが組み込まれたマークシートの印刷に特化。順調でしたが、秋葉会長は「これからは必ずカード社会になる」とこれを徹底して研究、カード製造機械の開発からICカードのデータ処理まで一貫した製造ラインを構築。至難の技でしたが、これを成功させました。
そして、カード社会の到来。技術力を武器にした営業力で、あらゆるカード類の印刷を手掛けています。
同社では、長男の謙士さんが後継社長となり、秋葉会長は全体を統括、自ら「年金受給者バンド」と揶揄(やゆ)する音楽バンド「KKRプラチナペンショナーズ」のドラマーとして活躍中です。
会社名(店舗名) | 日商印刷(株) |
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住所 | 足立区宮城1‐6‐5 |
電話番号 | 03-3911-2400 |
WEBサイト | http://www.nisshoprinting.com/ |
※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。