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企業ナウ(足立の産業)

1998/05/15号 | (有)須賀製作所

箱型の多様化、量産化に高い技術力で対応

 医薬品、化粧品、菓子などの食品、玩具から最近ではCD関連商品まで、それを包装する箱はますます増えるとともに、多様化も進んでいます。この箱を折る機械―紙工機械を専門に作っている企業が同社です。
 1941年(昭和16年)創業の同社の技術力は、今年2月に開かれた4区(足立、荒川、板橋、北)主催の都市型工業フォーラムで、製品技術賞を獲得しました。
 対象となったのは、生産ラインを止めることなく不良カートン(箱)を強制排出する装置。「これまでは、不良品が出ると、検知器のブザーやランプが教え、機械を一端止めて、それを取り除いてからまた作業を続けるというものでした。これを、コンピュータを活用して省力化したんです」と語るのは、須賀孝一社長(56)の長男・須賀一典営業部長(33)。
 “老舗”に安住せず、絶え間なく技術開発に力を注いでいるのが、同社の特徴です。

会社名(店舗名) (有)須賀製作所
住所 足立区興野1-8-10
電話番号 03-3887-0149

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。