公社ニュース ときめき

　昭和59年（１９８４年）、金型製作工場として創業、その後、半導体部門に進出し、銅を中心とする金属加工を手がけ、あらゆる機械部品、関連部品を超短納期で納品する元気な企業です。
　製品は、金属線を巻くアルミスプール、ＨＤＤや液晶テレビの製造装置の冷却板、チタン製の医療器具など多岐に渡ります。
　大胆な方向転換は、今は亡き創業者の小原克夫さんが行い、妻の優子現社長がこれを加速、娘婿の遠藤弘憲（ひろかず）専務（36）が実践しています。
　鉄、ステンレス、アルミといった素材は、他社でも使う素材ですが、価格が高く加工が難しい銅は使う企業が少ない―この点に着目した同社は、これに特化しました。次の課題は、「顧客のどんな注文も受けて、早く納品する」という差別化でした。営業を強化し、顧客の要求をストレートに現場の技術者につなぎました。

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