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2020/02/01号 | 日比谷特許商標事務所

ゆう会員事業所紹介 ゆう大好き 27

 「特許商標事務所」という仕事の内容がわかりづらいので聞くと、日比谷征彦所長が丁寧に答えてくれました。
 「相手は主に特許庁です。弁理士である私たちが、発明品の特許、実用新案出願、製品デザインの意匠出願、製品・会社・店舗の名前・ネームの商標出願の代行をしています」。
 区内では特許事務所は少なく、依頼人は個人から中小企業、大企業に至るまで様々だそうです。
 一部上場の大企業も何社かあり、例えばインスタント麺のシェアで日本で5本の指に入る某食品メーカーからは、各種商品の容器や袋の構造、デザイン、文字など企画の相談を受け、権利化すべき特許、意匠、商標の出願をしています。同事務所ではこれまでに特許、実用新案、意匠、商標を合わせると、1万件を超える出願実績を誇っています。
 日比谷所長は「最初から、特許化することが難しいと思われるものは、出願者とじっくり話してやめることもあります。また、特許が認められるまでかなり時間がかかるものもあり、粘り強い対応が求められる仕事です」と話します。
 事務所は、所長が40数年前に開業。6年前には、特許庁の審査官を退官して事務所に入った次男の洋平さんが、実質的に事務所を動かしています。スタッフは、所長を含めて10人。
 「『ゆう』は、手薄な福利厚生の肩代わりをしてくれるありがたい存在です」と所長。「遊園地などの割引、旅行した際の年2回の宿泊補助は本当に助かります」とは長男の浩平さん。洋平さんは「スポーツクラブを安く利用させてもらっています」と話してくれました。
足立区内共通商品券や図書カード、クオカード、ジェフグルメカードも良く利用している、とのこと。
 日比谷所長は「昔、『ゆう』のバスツアーで茨城の袋田の滝へ行きましたが、良かったですね。機会があれば、事務所としてみんなでバスツアーに参加したいです」と話してくれました。

会社名(店舗名) 日比谷特許商標事務所
住所 西新井栄町1-19-31 ザステージオ・イースト717
電話番号 03-3852-3111
WEBサイト http://www.hibiyapatent.com/

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。