TOP  >  足立区の景況  >  足立区中小企業の景況〜景気を読む〜

足立区の景況



2019/09/01号 | 足立区中小企業の景況〜景気を読む〜

備考  平成31年(5月より令和元年)は、第1四半期から第2四半期にかけて運輸業は大幅に上向き、サービス業はプラスに転じました。製造業は厳しさがやや和らぎ、小売業は前期同様の厳しさが続き、建設業は若干好調感が縮小しました。来期は、運輸業でかなり深刻さを増し、建設業は大幅に悪化し、製造業は低調感が多少強まり、小売業・サービス業では今期同様の水準となる見込みです。
現場から…
 米中貿易摩擦に端を発した先行き不透明な景況感の中、1月〜3月期の区内事業所にて小売業では厳しさが緩んだものの、建設・製造業では厳しかった様子がうかがわれました。4月〜6月期では建設業を除く3業種で業況は緩和。特に、サービス業の好転が見られました。現場での人手不足解決は、以前に比べ前向きな取り組みに変化し、最近では外国人技能実習制度や高度外国人材制度の活用などを積極的に検討する声が多く聞かれます。
足立成和信用金庫 営業推進部 部長 岡部克己氏
調査対象 製造業・小売業・建設業・サービス業・運輸業
調査方法 面接聴取、郵送アンケート(運輸業) 調査機関 (一社)東京都信用金庫協会 分析・作成 (株)東京商工リサーチ

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。