公社ニュース ときめき

　社会福祉協議会では「地域で何か始めてみたい」「人の役に立ちたい」という方を対象に、福祉総合講座「ここあだちカレッジ」を開催しています。今回は、その卒業生が、学んだことを実践して作った「サロン作食楽」を紹介します。
　会場は代表の堀内さん宅。「これも入れようよ」「おいしそう!」。朝から賑やかです。一ツ家、青井、千住から集まった女性たちスタッフが、料理の準備にてんてこ舞い。全員、平成29年度の「ここあだちカレッジ」の卒業生です。
　最初は、それぞれ一人ひとりの参加者でしたが、ボランティア活動や地域活動について学ぶうちに絆を深めた2人から、卒業する時に「このまま別れ別れじゃあ、もったいない。集まろうよ」と提案があり、みんなも賛成。
　周囲に高齢者や単身者が多いことから、ここあだちカレッジでの講座「地域の居場所の作り方」を生かして、「いきいきと健康に暮らすためには『食べることが大事』」と、みんなで料理を作って、おしゃべりができるふれあいサロンを立ち上げました。毎月1回開催しています。
　サロンに誘われた男性は「３回目だけど、この会は、おいしい物が食べられるし皆で集まって楽しいよ」と話します。
　この日も和気あいあいと楽しい交流会となりました。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。