公社ニュース ときめき

　社会福祉協議会では、地域の皆さんが主役の仲間づくり・居場所づくり・生きがいづくりのサロン活動を支援しています。
　現在区内には６0カ所以上のふれあいサロンがあり、お茶を飲みながらおしゃべりをしたり、ゲームや歌、ぬり絵や折り紙をしたりして、多種多様な活動が行われています。
　西新井２丁目にある高齢者在宅サービスセンター西新井では、月１回地域の高齢者が集まり、絵手紙の製作やお茶を飲んで交流ができる「絵手紙　和の会」 を開催しています。　
　この日の最初のテーマは「富士山」。参加者たちは、絵手紙用のハガキに筆で墨や絵の具を使い、思い思いに描きます。
　「私、富士山大好きなの」と話す女性は、青空に映える薄緑の山肌の富士を描き上げてニッコリ。添える言葉に迷っていた男性は「心はいつも日本晴れ」と書き込みました。
　作品には、名前を彫った消しゴムハンコを押して完成。完成した絵手紙は、家に閉じこもりがちな高齢者のお宅への訪問活動の際に届け、季節を感じてもらう便りとして役立てています。社会福祉協議会は、このほかにも様々な地域の福祉活動を支援しています。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。