公社ニュース ときめき

　社会福祉協議会では、地域で何か始めてみたい、人の役に立ちたいという方を対象に、春と秋の2回、福祉総合講座「ここあだちカレッジ」を開催しています。
　4月から7月に行われた「春コース」、そのうちの「高齢になると」の講座に参加してきました。高齢になると身体はどのように変化するのか、どのような不自由さがあるのかを体験できる講座です。
　手足におもり、視野を狭くさせるゴーグル、首とひざを結ぶゴムバンドなどで、擬似的に「高齢者になった」受講生たちは、杖やボランティアグループの方の肩を借りながら慎重に歩きます。さらに、その状態で申請書を書いたり、お菓子を開封したり、財布からお金を出すなど普段何気なく行っていることを体験。
　受講生は「歩くのもひと苦労」「サインをしても、きちんと書けているのかどうかわからない」「財布から小銭を出すのが大変」と口々に感想を話していました。
　また、今回の講座では、昨年度の「ここあだちカレッジ」卒業生により結成されたボランティアグループ「ＣＯＣＯＲ?」の方々が、講座の運営をサポートしていました。受講生たちは3カ月間の学びを経て地域デビューします。あなたも、ここあだちカレッジに参加し、地域活動への一歩を踏み出しませんか？

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。