公社ニュース ときめき

　午後3時。放課後になると、今日も小学校から子どもたちのひときわ元気な声が聞こえてきます。
　足立区では、平成19年度から区内の小学校で、子どもたちが安全・安心に集える居場所として、「あだち放課後子ども教室」を推進しています。安全管理スタッフが見守る中、学校の教室や図書室、校庭や体育館などを活用し、自由な遊びや自主学習、体験・交流活動などを行う足立区教育委員会の事業です。現在は区内70校、すべての小学校でほぼ毎日開催しています。
　運営は学校ごとに組織された実行委員会が行っています。受付や安全管理のための見守りなど、子どもたちの健やかな成長を願う保護者や地域の方々のご協力を得て開催しており、公益財団法人足立区生涯学習振興公社(以下、公社)が足立区の委託を受け、その運営を支援しています。
　この事業が8年目となる今年度、
公社では、各小学校に「学び・遊び・体験」との出会いにつながる図書を寄贈する「きっずライブラリー」という事業を行います。これをきっかけに、子どもたちが本に触れる機会が増え、今以上に様々な分野への興味・関心の幅が広がれば……と願っています。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。