公社ニュース ときめき

　12月１日（土）から「歳末たすけあい運動」が始まります。区民の皆さんからの温かい募金は、翌年度の地域の福祉活動を推進するための事業に使われます。綾瀬川沿いにある身体障がい者の通所施設「綾瀬あかしあ園」では、９月に行われた恒例行事「綾瀬いっしょ祭」の費用の一部として使われました。今回はその「祭」をのぞいてみました。

　「綾瀬あかしあ園」は現在、約50人の通所者が、さまざまな活動を通し自立への取り組みを進めています。
　大規模なイベント「綾瀬いっしょ祭」は、通所者、保護者、スタッフ、近隣住民が一体となって交流を深めるお祭りで、今年で13回目になりました。グルメ、ゲームなどの模擬店が並び、近くの区立第十三中学校のブラスバンド演奏などが会場を盛り上げました。
　「歳末たすけあい運動」の助成金は、会場にはためく10本の「いっしょ祭」の旗、各町会掲示板などに貼られた約５００枚のポスター、小・中学校や公共施設などに配布された約２、５００枚のチラシなどの「行事費」の一部として使われました。
　横内康行施設長は「本当に助かります。チラシ１枚１枚にも、皆さんの温かい気持ちが込められているんですよ」と話してくれました。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。