公社ニュース ときめき

　竹ノ塚駅東口から５分の所にあるおしゃれな店構えの山形料理店。料理を作る奥さんの久子さんを支えている見川文雄さん（60）は川柳名人。お店の壁、トイレなどに、思わずニヤッとしてしまうような川柳が貼ってあります。
　見川さんは、会社員時代に川柳と出会い、「サラリーマン川柳」に何度も入選。９年前に「霜降りと思えば妻も高級品」の句が、ある月刊誌のグランプリを獲得。55歳で早期退職、念願の今のお店を開店しました。その後、これまでの作品をまとめて「ゴルフ川柳」「負け犬亭主の遠吠え川柳」の２冊を出版。「ゴルフ川柳」は、都心のある書店では週間ベストセラーの１位になりました。
　見川さん夫妻は、ともに山形県小国町出身。夫婦のことを詠んだ毒のある句の連続にも、「馬耳東風ですよ」と笑い飛ばす久子さんも「あっぱれ！」です。

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。