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社会福祉協議会

2012/08/01号 | 「あなたの目の代わりになります」

視覚障がい者ガイドヘルパー養成研修会

 「健常者と同じように行動したい」というのが、障がいを持った方の切実な願いです。そこで、視覚に障がいのある方が外出する時に、目の代わりになって安全に移動できるように支援する人が、視覚障がい者ガイドヘルパーです。社会福祉協議会では、ガイドヘルパーになるための養成研修会を年に2回行っています。その研修会の最終日、西新井駅での研修をのぞいてみました。

 今回の養成研修会は、ガイドヘルプセンターが担当となって6月25日(月)〜28日(木)までの4日間行われました。参加者は、多くの応募から選ばれた20人。ボランティアとして活動したい方はもちろん、ガイドヘルパーを職業としたい方も思いは同じ。「視覚に障がいのある方のお役に立ちたい」―。
 参加者は、西新井駅に集合し、利用者役とガイド役に分かれ、ペアを組んで改札通過から研修をスタート。「目隠しされていると不安です」と研修生の一人が話します。
 階段を下り、大師線のホームへ。ここで、電車の乗り降りの実践的な練習。講師の東京都視覚障害者生活支援センター支援員の小林一哉氏、山崎智章氏の丁寧な指導が行われます。「一番大変」と言われる乗り物のガイドを、大師駅との間で交替しながら繰り返し、研修は無事終了しました。

会社名(店舗名) 社協ヘルパーステーション内 ガイドヘルプセンター
住所 足立区梅島3-28-8
電話番号 03-3889-6266

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。