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産業情報

2021/12/01号 | 介護保険が適用される衝撃緩和型畳(ケアケア畳)で畳替えを

 両店は、国産の畳表にこだわって施行するとともに、介護保険が使える畳(ケアケア畳)を扱う畳屋さんです。
 高齢化に伴い日常生活での高齢者の転倒事故が近年多く発生し問題になっています。そこで、畳業界では、転倒し骨折するリスク軽減には、衝撃を緩和する安全な畳(床材)が必要と考えました。また、歩きやすく疲労感の少ないことが居住性を向上させると考え、この2要素を取り入れた畳の改良を図り、試作を重ねて「ケアケア畳」を完成させました。
 販路活動を展開する中で、国からも高い評価を受け、この製品を使った住宅改修に介護保険が適用されるようになりました。
 両店は協力して介護保険適用の取扱事業者登録を都に申請し、認められました。この畳は、要介護度に応じ1〜3割が自己負担で、最大9割が介護保険から補助されます。両店とも「年内の畳替えはまだ間に合います」と話しています。

備考 ◆佐々木畳店
保木間4-39-2 TEL3885-9261
◆野村畳店
弘道1-25-1 TEL3849-1171

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。