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産業情報

2018/04/01号 | 区内企業と東京未来大学の協創による新商品開発

〜「みらいおこし」で地域おこし〜

 株式会社篠原製菓(関原3-1-12、田中佑樹社長)と東京未来大学(千住曙町34-12)が共同で、「おこし」の新商品開発プロジェクトに取り組みました。
 このプロジェクトは、足立区が金融機関と協力して産学連携を進めていく中で、足立成和信用金庫が篠原製菓と東京未来大学を仲介したことを契機に平成29年(2017年)6月から始動しました。
 東京未来大学2年生から4年生の混成チームと森下一成准教授は、週に1回ペースで集まり、アイデアをまとめ、それをもとに月に1回、東京未来大学・篠原製菓・足立成和信用金庫・足立区の4者で意見交換を重ね、手土産としてお勧めしたい「みらい おこし」が完成しました。
 味は「うなぎのタレ」、「黒こしょう」、「甘酒」の3種類。「うなぎのタレ」味は甘じょっぱさがやみつきになる味で、「黒こしょう」はピリっとする辛さがビールにとても合う味です。「甘酒」味は、ふわっとやさしい甘酒独特の味です。「甘酒」味はおこし単品の他、「甘酒」味に合うほうじ茶とのセット商品も販売します。ほうじ茶は、「茶匠おくむら園」(関原3-15-1)から仕入れたもので、11月に行われた関原商店街のお祭りに東京未来大学生が参加し、そこでおこしの試食会が行われたことがきっかけで、コラボしたものです。
 今回のプロジェクトについて学生たちは、東京未来大学ならではの今までにないものを作り出すことを意識しました。味はもちろん、パッケージも試行錯誤し、今まであまり、おこしを食べなかった人にも手にとってもらえるよう、デザインしました。
 学生にとって、商品の企画は初めての経験で全てが手探りの中、苦労をした分、自分たちが考えたものが形になったことが非常に嬉しかったとのこと。おこしを知ってもらうために学生による「かみなりおこしプロジェクト通信」の発行(足立区ホームページに掲載)やツイッターで情報発信を行っています。
 篠原製菓田中社長は「今回プロジェクトに参加し、学生の面白いアイデアと学生ならではの若い意見が聞けた。今後、おこしを若い世代に認知してもらえるよう取り組みたい」と語ってくれました。
 プロジェクトで生まれたおこしは4月7日(土)、8日(日)開催の「舎人公園千本桜まつり」で販売します。

会社名(店舗名) 企業経営支援課
電話番号 03-3880-5496

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。