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勤労福祉センター「ゆう」情報

2011/01/01号 | 「三遊亭円楽襲名記念公演」に1,561人が参加

「ゆう」20周年記念イベント第4弾 笑いの渦の中 「六代目円楽がんばれ!」

 勤労福祉サービスセンター「ゆう」の20周年記念事業のしめくくりとなる「三遊亭円楽襲名記念公演」が、11月27日(土)の午後と夕方の2回、西新井文化ホールを貸し切って行われ、合わせて1、561人が参加、「笑点西新井版」の出現に爆笑の渦。「西新井に修業時代の6年間住んでいた」と語る楽太郎改め6代目三遊亭円楽の人情話にホロリときたりで、楽しいひと時を過ごしました。

備考  夕方の第2回公演は、午後5時半開場でスタートしましたが、運良く抽選でチケットが当たった方々が続々と詰めかけました。
 勤労福祉サービスセンターの鈴木章理事長の「皆さん、ようこそいらっしゃいました。今日は大いに楽しんで下さい」の挨拶の後幕が開くと、好楽の長男・三遊亭王楽が登場。「私は2代目星の王子様」などと軽口を飛ばし、会場を沸かせました。
 2人目たい平は、お酒を蕫煎じ薬?にして見回り役人の目を逃れようとする町人たちの姿をこっけいに描く「二番煎じ」で笑わせ、3人目好楽は「私も昔保木間にいました」と話しながら、日本テレビの人気番組「笑点」での裏話などで笑わせました。
 休憩の後は、「口上」。見事な枝ぶりのおめでたい松の屏風を背にして、6代目円楽、好楽、たい平、王楽の4人が勢揃い。「このたびはせがれの海老蔵が…」(たい平)「3月2日に襲名披露してから、記念公演200回以上。もう飽きちゃった…」(好楽)とテレビの「笑点」さながらのユーモラスな掛け合いで、各人が円楽を祝うと、会場は大盛り上がり。
 翁家勝丸さんの大神楽の芸の後、さて、最後はいよいよ6代目円楽の登場。円楽はまず、昔修業時代6年間住んでいた西新井駅前を散歩して、そのアパートが今もあり懐かしかった、と話した後、貧乏だった家の話、青山学院大に受かりながら、なぜ落語家になったのかといういきさつに触れながら、孝行息子と父母のやりとりが泣かせる「薮(やぶ)入り」を絶妙な語り口で話して会場をうならせました。
 話が終わった後、「ゆう」の鈴木章理事長が円楽さんに花束を贈呈すると、満場の拍手はなりやまず、「6代目がんばれ!」の声援が飛びました。

―参加者の声―――――――――――――
●いやあ、良かったね。さすが学士落語家さんだね。自分の生い立ちを語って、そこから「薮入り」に入るなんて、見事だ。息子が応募して当選して来たが、「ゆう」さんには感謝しますよ。(娘さんと来た会員の家族、綾瀬7丁目の大池富治さん)
●抽選で当たって主人と来ましたが、楽しかったですね。テレビがそのまま西新井に来た感じで、やりとりが面白かったですね。(青井の会員・鎌ヶ迫秀夫さんの奥さん)

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。