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産業情報

2012/05/01号 | 「社会と大学との架け橋」に

東京電機大学産官学交流センター

 4月、北千住駅東口に東京電機大学東京千住キャンパスが誕生し、約5500人の学生、教職員の方の蕫足立ライフ?がスタートしました。
 本格的な理工系総合大学とあって、区内企業も大学側もお互いの関係強化に期待を寄せています。「東京電機大学産官学交流センター」は、社会(産業界・官・公)と大学をつなぐ組織として平成9年に開設され、大学の研究成果などを社会に還元することを目指しています。
 足立区では、平成21年度からこの活動との連携を深め、教員・学生による区内工場見学会や企業による大学研究室訪問などを実施してきました。また、大学側がコーディネーターを1人配置し、百数十件に及ぶ区内企業からの技術相談に対応する中で、共同研究や商品化という成果が生まれています。
 今後は、蕫近接?のメリットを十二分に生かし、コーディネーターによる区内企業訪問のほか、一つのテーマを深掘する研究会など、大学と区内企業が交流する事業を月に1回程度開催し、連携を強化する方針です。
 高橋時市郎センター長は「旧16中跡地に開設したインキュベーションオフィス(創業支援施設)蕫かけはし?に入居した11社が、大学の技術と結びついて大成功してほしいですね。私たちも、自分たちの技術を企業に売り込みに行くという小回りのきいた活動で奮闘したいと思います」と話してくれました。

会社名(店舗名) 東京電機大学産官学交流センター

※情報はときめき紙面に掲載した当時のものです。あらかじめご了承ください。