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2001/11/15号 | 大成技研(株)

 半導体、液晶、車などのメーカーが、製造の途中段階で出す汚染物を含む液体や気体の浄化装置の製造・販売では、先進をいく製造業の?縁の下の力持ち?企業です。
 現在、最も脚光を浴びているのが、半導体、液晶メーカーで続々導入されている「トラパック」という「CVD装置用粉体除去装置」。排ガス中の反応物(粉体)の除去装置で、従来にない渦巻き吸着方式の採用で、処理が困難な微粉体を大量に取り除くことに成功しました。
 同社は、昭和61年(1986年)創業。斉藤義貴社長が、卓越した発想力で?オンリーワン企業?目指して起ち上げました。
 大学卒業後、潤滑油販売からスタートした同社長は、第2次オイルショックの中で、資源問題と直面、オイル浄化の装置が求められていることに着目しました。試行錯誤の中から、まず真空ポンプに合う独自のエレメントと油浄化装置を開発。そこから、「トラパック」にまで到達しました。
 同社長は「お客の不具合が企業のチャンス。そのニーズを見極めることが大切」と強調します。


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