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2005/07/15号 | (有)萩原商店

 区内では珍しい漬物の製造・卸の会社です。群馬県安中市の梅農家出身の萩原賢(さかし)社長(67)が、昭和38年(1963年)に台東区根岸に創業。以来、梅干しを中心に、白菜、セロリ、ナス、きゅうりなどの浅漬けを作り、最近、商品の質の良さが評価されて、関東共配事業部への納品を果たすなど、売り上げを伸ばしています。
 現在、実家近くの群馬工場では梅干し作りの真最中。「白加賀」という品種から大粒を、「織姫」から肉厚・小粒の梅干しが作られています。区内六木の本社工場で作られている各種浅漬けは、約40種。
 賢社長の片腕となって動く長男の賢一専務(40)は、「いい素材を使うことと調味料の選定、分量がおいしい漬物作りのポイントです」と言います。
 商品開発にも余念がありません。専務は「自分が食べてみたい」という素材を選び、「自分が食べておいしい」という漬物を生み出すため、家の台所で試作しているとのこと。アスパラ、ブロッコリー…。長イモとタマネギは、豆腐製造で上場している「篠崎屋」(本部・越谷市)の要請で開発し、7月から本格的な販売が始まりました。


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