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2003/01/15号 | 美濃紙業(株)

 「よくぞここまで来た、というのが率直な気持です」。こう語るのは創業者の近藤征雄会長(72)。昭和30年(1955年)に80万円で有限会社を立ち上げて以来、古紙の回収と製紙会社への納入一筋で半世紀。現在、創業の年に生まれた長男の勝さん(50)が社長となり、首都圏に10カ所の直営工場を持ち、古紙の1日平均取扱量700〜800?と区内でも有数の古紙卸売会社に発展。今年4月には環境に関する国際規格であるISO14001の認証を取得しました。
 「公共機関の入札資格として必要ということと、半世紀にわたって資源循環型社会の実現を目指してきた企業としての義務だという認識がありましたね」と近藤社長。足立区の取得助成を受けながら、コンサルタントの指導のもと部署ごとに勉強会を開き、1年がかりで取得。「社員一人ひとりが、環境に対する同じ理念、問題意識で仕事に取り組む形ができました」。認証取得により、同社に対するメーカーの姿勢も変わった、とも言います。
 古紙業界は、経済発展を続ける中国からの引き合いが昨年から急増、同社も設備を増設するなどの対応に追われています。


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