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2000/05/15号 | 佃煮とうなぎ蒲焼き 鮒勇

 西新井大師裏の住宅街の中にある同店は、70年続く佃煮と蒲焼きの老舗です。松村明雄店主(54)は、墨田区吾妻橋にある名店「海老屋」で修業、水や保存料を一切使わない手作りの“味”を会得。
 同店の佃煮は、醤油とみりん、赤ざらめしか使わない本格派で、素材を生かした甘辛味のおいしさと、食欲をそそる薄めの色で「素材のきっちりとした姿がわかるのが特徴」(松村店主)。口コミで客層が広がり、中野や埼玉など遠方からもお客がついています。
 佃煮の素材は「わかさぎの甘露煮」(200g1,300円)、「ざこの佃煮」(200g1,000円)、「細切り昆布」(200g600円)など約30種。白いごはんで食べれば、最高!都内ではここだけという「天然うなぎ大和煮」(100g1,300円)もご賞味あれ。手作りの杉の折り箱に入った佃煮の詰め合わせ(2,100円〜5,250円)は、贈答用に引っ張りだこ。
 うなぎは、備長炭で白焼きして蒸し、醤油、みりん同割のタレでさっぱりと焼く関東風。肉厚の蒲焼きが1串800円〜とあって、7月の土用うしの日には、店前に長蛇の列ができます。


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