2022/01/01号
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8に弾街の酒屋さん●6面「漢字クイズ」の答え ①書 ②肉千住東町商店会加盟「加瀬政商店」千住東2-13-5 ☎3881-1002竹の塚一番街商店会加盟「森田屋酒店」竹の塚6-10-12 ☎3883-0506 「来てくれる飲食店さんの挨拶は、『半年ぶりだね』。個人客で何とか頑張って来ました」と語るのは、森田博店主。 昭和25年(1950年)創業で70年。店主は2代目。 お酒のプライスカードが秀逸です。「精米度55%、協会9号酵母、日本酒度+4、酸度1・4…」。どのカードにも数字や言葉がびっしり書かれています。「日本酒度の+は辛口で、−は甘口…」と話す森田店主のお酒の知識はピカ一。置かれている銘柄も多く、飲食店や個人客の信頼は絶大です。 「皆さん、生活のリズムが変わったよね。夜飲み歩かなくなった。さあ、どうなるか。街の酒屋さんだけは、なくさないようにしないとね」と今後の対策を考えているようです。 営業は、午前10時〜午後9時。水曜定休。竹ノ塚駅東口から徒歩6分。新年は、2日(日)〜。第526号一般広告に関するお問い合わせ・申し込みは、「公社ニュース トキメキ」編集室までどうぞ。☎5244-7316 5244-73282022年(令和4年)1月号お店のオリジナルギフトを手に白井店主、敦むね子こ夫妻平成16年に玉川酒造と組んで作った「あだちの酒」を手に、森田店主(左)と弟の邦彦さん地域の人に愛される小回りの良さ綾瀬二丁目商店会加盟「タウンショップシライ」綾瀬2-12-10 ☎3601-2939 「街の酒屋」として地域の人々に可愛がられています。創業は大正の初め、屋号は「タバコ屋」。 お祝いの品や贈答品として好評です。「最近綾瀬は新築物件が多いので、ハウスメーカーや工務店、設計事務所の人が地鎮祭や上棟式の酒を買いに来てくれるのでありがたいです」と白井淨きよし店主。 目を引くのは、店主が考えたオリジナルのギフト。見本として、「アサヒスーパードライ」や焼酎の「いいちこ」「赤霧島」が入った大型箱、清酒の「菊水」と焼酎の「中々」が入った小型箱と品揃えも豊富です。 ほかには、たばこ、食料品、切手、宅急便も扱います。「綾瀬の町が賑やかになっていくのはうれしいねえ」と店主。 営業は、午前10時〜午後8時。火曜定休。綾瀬駅東口から徒歩6分。新年は3日(月)〜。酒造元とお客の心をつかむ情熱お酒の知識が半端ない名門酒会の店 新型コロナウイルスと共存していくため、区内の企業・商店は「通常の営業」に向かって懸命に舵をきっています。そこで、今回は、この間飲食店での酒類提供自粛などで大きな影響を受けながらも頑張っている3軒の酒屋さんをご紹介します。 創業90年。お酒が置かれる店内の棚は、家具職人が特別に作ってくれた珍しいもので、一見の価値があ清酒「菊姫」を持つ沼田店主を囲んで、泡盛「春雨」を持つ妹さんの中ります。川さん(右)とスタッフの本山さん 3代目の沼田政彦店主は、開口一番「80数店あった千住組合の酒屋は今や20数店。いかに時代の荒波がすごいか、ということですよ」。 そして今回の新型コロナ禍。「業務用(店)売りがなくなって大変でした」と語ります。しかし「縁を大切に売っていく」との創業以来の姿勢を貫きました。店主がとことん足で稼いだ銘柄が、お酒好きの人たちを常連にし、「家飲み」の客をずっと引き付けてきました。 酒蔵や醸造元、メーカーなどとの長年のやり取りのエピソードは含蓄があり、「通ってなんぼ」の世界が生きています。 営業は午前10時〜午後7時。日・祝休み。北千住駅東口から徒歩5分。新年は5日(水)〜。特集8第新型コロナ負けずに がんばるお店・企業

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