2021/11/01号
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21確かな技術で作られたスリッパ 2職人たちの作業風景か、名古屋、大阪、福岡などの大手百貨店でも販売され、今年6月からオンラインショップでの販売も開始しました。 履き心地の良い同社のスリッパ。これからも、良いものを丁寧に作るという同社のものづくりの精神を大切に、素敵な商品を生み出していただけるものと期待しています。 51MCが見つけた、すごい企業MC=区内中小企業を訪問している相談員第524号問い合わせ ☎0570-010161(平日午前9時30分~午後6時)◆-◆-◆-◆ この映画に5組10人の方をご招待。ハガキに郵便番号、住所、氏名(在勤、在学の方は勤務先または学校名)を記入し、〒163-1408新宿区西新宿3-20-2、東京オペラシティタワー8階、東京芸術センターまで。締め切りは11月8日(月)。抽選により招待券を送ります。「アリス」のワンシーン(C)CONDOR FEATURES.Zurich/Switzerland.1988大型のディスプレイを取り付けたスタンドで、オンライン面会を試す加藤社長令和3年度創業プランコンテスト採択企業MC(マッチングクリエイター) 宇津木(企業経営支援課 相談・融資係)☎3880-5486※マッチングクリエイターは区内企業を直接訪問して相談業務を行っています。 介護施設や病院に入所・入院している方との面会が、コロナ禍で制限されています。そのため、施設や病院と、訪問したい方の自宅などにカメラやディスプレイを設置して行うオンライン面会が普及しています。 この度、同社の介護施設や病院のサービス向上や従事者の負担軽減を目的とした、オンライン面会支援サービスを提供する事業が、令和3年度の足立区創業プランコンテストで優秀賞を受賞しました。 このサービスでは、キャスター付きのディスプレイスタンド・ポータブル電源・PCといった機器の提供、遠隔でのPC操作、事業者や個人向けのIT技術サポートを行います。 これを考案した加藤英敏社長は「電源やインターネットのケーブルが不要なので、ベッドサイドや足元に機器を設置してオンライン面会やインターネットの利用ができます。また、設置環境と利用者の体勢に合わせて、ディスプレイの高さや向き、角度を調節できるのも特長」と話してくれました。 職人の技が光る伝統工芸品や区内企業の工業製品を、日替わりで展示販売をします。※感染症拡大状況などにより急きょ中止となる場合があります。※詳細についてはホームページをご確認いただくか、お問い合わせください。 加藤社長は、昭和59年(1984年)大手電気メーカー系の情報システム会社に就職し、ビル管理システムや企業向けの基幹システムの開発や導入に取り組んできました。 来年1月に定年を迎えることから、企業のセカンドキャリア制度を活用し、休職して起業することを決意。 昨年と今年、区の起業セミナーに参加し、自らの技術を活かせないかと講師らにこのサービスについてアドバイスを受けました。 今後について加藤社長は、「まずはこのサービスを導入してくれる介護施設を見つけ、事業展開していきたい」と抱負を語ってくれました。開催日時 11月15日(月)~18日(木) 午前10時~午後4時30分開催場所 足立区役所中央館 1階ロビー問い合わせ 産業振興課ものづくり振興係☎3880-5869オンライン面会を支援するサービス竹の塚1-30-25 ☎080-4131-1102株式会社 1じゅうよんざ4zahttps://14za. co.jp/zyuyonza@14za.co.jp   ブルースタジオだより◆東京芸術センターブルースタジオ映画に5組10人をご招待☆11月24日(水)~12月7日(火)「アリス」(1988年/チェコ/86分)監督:ヤン・シュバンクマイエル チェコの鬼才アニメーション作家ヤン・シュバンクマイエルの長編第1作。ルイス・キャロルの小説「不思議の国のアリス」を原作に、実写とアニメを融合させた独自の世界観を描き出す。上映時間 午後1時/4時/7時(緊急事態宣言が出た場合、開始が30分前倒し)場所 千住1-4-1、東京芸術センター2階ブルースタジオ東京産業株式会社代表取締役 丹羽達たつ儿ひと千住旭町17-13☎3882-4860https://www.tokyosangyo1947.com/ソファみたいなスリッパ!を作り続けて75年 今回は75年にわたりスリッパを作り続けている東京産業株式会社を紹介します。 創業当初から「良いものを丁寧に作り続ける」をモットーとしてきました。現在も、生地の選定や加工、裁断、縫製、仕上げ、検品に至るまで一貫して全ての作業を社内で行っています。 また同社では長年働いてきた70歳以上のベテラン職人が、何人も現役で働いています。彼ら職人の作るスリッパには確かな技術が光っています。 例えば、スリッパの先に「アール」という“そり”をわずかに入れ、つま先に余裕を持たせることで、長い時間履き続けても疲れにくい製品になっています。 また、スリッパの底をフェルトにすることで、履き心地の良さを実感できるようにしています。さらに、履き口の角度を工夫して、足が非常に通しやすい、履きやすいスリッパに仕上げています。 同社の職人を含めた東京下町のスリッパ職人7人は、これまでの経験とアイデアを活かし「七ななしょう匠」というブランドを立ち上げました。その製品は東京のほあだちの伝統工芸品・工業製品販売会を開催します企業ナウ

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