2021/02/01号
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■■春の香りいっぱいのいちご大福と塩豆大福 ■「工夫の和菓子食べてください」と布施田正店主■■いなりずし ■みたらし団子 ■いなりずしを手に「中のご飯はふわっと…」と話す矢野店主■■ミックスの中輪(税込250円) ■「一人じめしたくなる本物の味」と持田店主5んさ屋ちま■■■■第5弾子菓和の 新型コロナウイルスの脅威が相変わらず続いています。この長丁場に区内の企業・商店は売り上げ減少が続き、厳しい状況です。「季節の和菓子」を追い求める街の和菓子屋さんも「春は間近」と、必死で頑張っています。そこで、今号では、おいしい和菓子を提供しているお店をご紹介します。https://www.ebisudo-seika.co.jp/ 創業の父親・充あつ男おさんの後継が今の布施田正店主。50年の伝統を守りながら、創意と工夫を凝らした和菓子で新風を吹かせています。 「どら焼き」「塩豆大福」は人気定番商品。「いちご大福」(220円)は季節限定。特に「塩豆大福」(130円)は、その甘じょっぱさがたまりません。 創作菓子は数知れず。丸ごと加工した温州みかんが入った「みかん大福」(2個入り450円)、卵とミルクがたっぷりで手が込んだ桃山の焼き菓子「金柑」(190円)は人気急上昇中。値段はすべて税込です。 営業は、午前8時30分〜午後7時。月曜日定休(祝日の場合は営業)。つくばエクスプレス「青井駅」下車2分。https://www.ensen-ado.com/iseya/2021年(令和3年)2月号第515号「越後家」亡き母秘伝のおいなりさんと団子は絶妙の味一人じめしたくなる甘〜いキラキラ星絶品の創作和菓子をぜひ保木間3-15-5 ☎3884-5132 「これが一番売れます」と矢野静代店主が話すのが、創業44年の同店自慢のいなりずし。花畑にある小出豆腐店の油揚げを茹でて油抜きしてから、醬油と酒と砂糖で作ったタレで煮ます。そこにご飯を入れて出来上がり。1個90円(税込)。「亡き母の秘伝の味を守っています。その時から甘味は少し抑え目です」。みたらしとあんこの団子は、餅の柔らかさとタレ、あんこの味が絶妙です。こちらも1本90円(同)。娘さん、息子さんもお手伝いしています。 営業は、午前9時〜午後6時(売り切れたら閉店)。月曜日定休。竹ノ塚駅東口から「綾瀬駅」行きバスで保木間3丁目か4丁目下車3分「金こん ぺい とう平糖 エビス堂」興野2-3-15 ☎3896-1850「雲遊菓庵 伊勢屋」青井3-34-9 ☎3886-3002ふるさと足立で 買おう 食べよう 頼もう 創業は明治41年(1908年)、引退した父・持田忠義さんの後を継いだのが、4代目の康弘さんです。 「エビス堂」の金平糖は「芸術」です。出来上がるまでの工程、キラキラ星のような形、深い深い甘さ…。原料はグラニュー糖。銅ど鑼らと呼ばれる大きな丸い鍋に、芯となるザラメを入れ、弱火で熱しながらゆっくり回転させ何度も糖蜜をかけます。1日9時間、糖蜜かけの繰り返しで、少しずつ大きくし、10日から2週間かけて成粒に。この気が遠くなるような手間が、深いコクのある甘さを引き出します。 基本は、糖蜜だけのシンプルな金平糖ですが、新味は約30種。春先は桜、桃が人気。営業は、ネット販売のみ。特集負けずに がんばるお店・企業新型コロナに

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